2010年01月29日

二次振り返り(事例T)その6

振り返りの続きです。

事例Tの再現答案を再度掲載します。



C書く(40〜80分)

考え終わった時点で残り40分超(多分43分くらい、45分は無かった)だったと思います。
予定よりスムーズだと思いました。
50分で書いていたときは、ここで安心すると書きながらまた迷いが生じてきてしまうこともあり、やたら時間を消費することもしばしばでした。

本来設問の順番どおり、A社から書くほうがよいのでしょうが、書きやすいF社から書いて、A社をじっくり書くという作戦にでました。

第1問
F社の強みは、店舗併設工場による直販で顧客ニーズに対応できること、長期雇用によりノウハウが蓄積できること、菓子職人の技術が高いこと等、品質の高い菓子の提供力である。一方、A社の強みは、社長の成長意欲、顧客の安全・自然志向に合った原材料重視のコンセプト、販促、チャネル等を生かした販売力である点が異なる。


注意した点は「どのような違いがあるか」と問われているので、「〜のような違いがある」とわかるように答える点です。
結果的には文章の流れと字数の関係から上記のような解答となってしまいました。


第2問
理由は、@商品の違いからA社の認知度を生かしにくい、A売り場の重複により自社商品と競合する可能性がある、Bコンセプトの違いから職人の技術や経営ノウハウを生かすことへの懸念がある、等のためである。


「ブランド力」という言葉はやはり使うのを避けました。
ブランドを築いてきたというところまでいくと少々言いすぎかと思いましたので。
そこで、もう少しやわらかく「認知度」と書きました。

「カニバリゼーション」という言葉も「事例に沿う」という観点から少し外れるかも?という理由で使うのを避けました。

私は、学習した言葉をそのまま使うことをなるべくなら避けるようにしました。
なるべくやわらかい解答のほうが、採点者に良い印象を与えるような気がします。
実際中小企業の社長に説明することを考えると、なんとなくそう思うのです。

Bについては自身がないので断定できません。
それで、「懸念がある」とぼやかしました。
ずるいかもしれませんね。


第3問
A社はパート・アルバイトが多く、F社は正社員が多い人事構成である。このため、@整理統合にあたりA社の従業員の方が人員整理の対象になりやすい、A配置転換による能力向上の機会が少ないためモラールが低下した。


まずは「両社の人事構成を踏まえた上で」とあるので、踏まえます。
そしてモラール低下の理由を2つ書きました。
前にも書いてますが、Aはまったく苦し紛れです。
今見ると、最後のほうの表現にも少し無理がありますね。


第4問
A社社長は、@ベテラン職人の直販による顧客ニーズに合う商品開発ノウハウの移植、A高い技術によるA社職人の人材育成、B工場運営経験等による生産体制の整備、等の効果を期待したと考えられる。


@は、a)ベテラン職人の商品開発ノウハウ、
b)直販による顧客ニーズの把握⇒顧客ニーズ合った商品開発のノウハウ、
c)商品開発ノウハウの移植をひとつに盛り込んだため、分かりにくい文章になってしまいました。
やはり、いくつかのことをまとめる力があるとこういうとき強いですね。(私はこれが苦手でした。)


第5問
短期的に売上増進させるため、まずは@原材料重視の共通コンセプトの設定、A販売戦略を明確にし社長のリーダーシップを発揮、B店舗でのマーケティングノウハウを活用し販売体制の強化、C商品開発の専門部署の設置により顧客ニーズに合う商品開発力の強化、次にD評価・報酬等の人事制度の整備によりモラール向上を図る。


書いた内容は大体この通りですが、Dまで番号をふった覚えがないので、実際の解答とは少し異なるかもしれません。

再現答案をみると、100%人事・組織の解答とは言い切れません。
でもこのときは、人事・組織の観点で考え、解答できたことに大変満足していました。
もちろん、解答があっているかどうかは別です。


書き終えた時点で、残り2〜3分あったと思います。
最後に誤字脱字・読みにくい字を見直して、一息ついたところで終了の合図です。

今回の事例Tは例年に比べ、突拍子もない難問はなかったと感じ、それなりの充実感もあったことを覚えています。

そして終わった瞬間、もう頭はトイレのこと。
それほど行きたかったわけではないのですが、私はトイレに行っておかないと不安になるのです。

(つづく)


ながながと。
最後まで、ありがとうございます。

posted by Cota at 05:53| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 診断士受験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Cotaさん、こんにちは。
さすがですね、大変勉強になりました。
自分は、本試験ではこのような取組みが全くできていませんでした。
Posted by まさじぃ at 2010年01月29日 19:20
まさじぃさん、コメントありがとうございます。

取り組みの内容を事前に考えたり決めたりしておくことはもちろん重要と思います。

しかし、本番でそれがだせるかはまた別の要素があると思います。
(私の場合、リラックスなどもあると考えています。)

頑張ってください!
Posted by Cota at 2010年01月30日 01:34
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。