2009年12月06日

振り返り(事例W)その4

だいぶ期間を経ていますが、事例W最終編です。


飛ばしておいた第3問に戻りました。
あと15分くらいだったと思います。

第3問(配点20点)
 D社では、売上高と利益の関係を把握するため、経常利益ベースでの損益分岐点分析によるシミュレーションを開始した。平成20年度の売上原価に占める固定費は1,598百万円である。推計によると、平成21年度に景気が減速した場合、20%程度の売上高減少が見込まれることがわかった。
 また、本社(土地及び建物)を売却しない場合の平成21年度の固定費および営業外損益は平成20年度と同額とする。
 なお、金利を8%とし、販売費及び一般管理費、営業外損益はすべて固定費とする。


経常利益ベースでとあります。過去問では15年、17年、19年にCVP、損益分岐点分析の問題がありますが、全て営業利益ベースでした。でも一昨年の答練でここを経常利益ベースにした問題をやっていたこともあり、容易に引っかかりはしませんでした。同じような問題だとついつい設問文を流して読みがちですが、本試験ではさすがに緊張感があるので、大丈夫でした。


(設問1)
 D社の平成20年度の損益分岐点売上高を求め、(a)欄に記入せよ。
 また、本社を売却しない場合について、平成21年度の売上高が平成20年度より20%減少したときに予想される経常利益を求め、(b)欄に記入せよ。
なお、計算結果は百万円単位で解答し、百万円未満を四捨五入すること。
 
 本社を売却しない場合と売却する場合で設問がわかれていて良かったと思いました。売却する場合は複雑になることはわかっているので、ここは確実に得点したいところです。
 
 設問文に固定費が全て挙げられているので、差し引きで変動費⇒変動費率⇒限界利益率を求めと、公式どおり出た答えは、

(a)5,105百万円

なんか、いい数字と思いました。
過去問でも、損益分岐点売上高などは確かすっきりした数字だった気がしたからです。

続いて、もう一つの解答に取り組みます。
これも、売上高を20%減らして、変動費率⇒変動費、固定費をひく、基本どおりに計算していきました。

出た答えは、

(b)−330百万円

うん、これもいい数字です。ただ、そんなに減っちゃうかと少し不安もありました。

まあ、時間がないので、なんとなく自分のなかで納得し、急ぎ、つぎの問題にとりかかります。


(設問2)
 本社を売却した場合の平成21年度の損益分岐点売上高を求め、(a)欄に記入せよ(計算結果は百万円単位で解答し、百万円未満を四捨五入すること)。
 また、この結果、営業レバレッジがどのように変化し、その変化がD社の業績にどのような影響を与えるかを、財務・会計の観点から100字以内で(b)欄に説明せよ。


売却した場合か、ちと難しいな、でも丁寧にやっていけばなんとか答えを導きだせるかもしれないと淡い期待があったことは事実です。

本社を売却した場合の変わる条件は、事例文に以下のことが書いてありました。
 18億円のキャッシュフロー⇒全額負債の返済
 オフィスの賃借料⇒年4,500万円
 アウトソーシング⇒年間委託費6,000万円(固定費)
         ⇒販売管理費3億円削減

これらを足し引きしてそして計算結果は、「4912.25」

(a)4,912百万円

まあまあありうる数字かなと思いましたが、なんとなく間違っている気がしました。私の場合、このなんとなくは結構当たるのです。

できれば、もう一度最初から計算しなおしたかったのですが、もう残りが5分くらいしかありません。

とりあえずこのまま書いて、ここは、つぎにいくしかないと思いました。

いよいよです。「営業レバレッジ」、言葉の意味がまったくわかりません。
レバレッジって、てこっていう意味だったよな〜と考えても、やはり想像がつきません。
もう決めるしかありません。
自分がやってきたことを出すしかありません。他にそれしかないんです。
いつも損益分岐点分析の問題で書くことは、自分の中でだいたい決まっています。でも、それだけを書くのもリスクがあるかな〜と思い、変化することを挙げることにしました。
残りわずかです。書くことに決めました。

D社は、固定費の減少により損益分岐点比率が低下するため安全度が向上する。また、支払利息が減少するため収益性が向上する。更に借入金の減少により資本厚生の改善が図れるため、安全性が向上する。

再現率は90%くらいです。もうちょっと上手くかけたような気がします。


書いたところでタイムアップ!

あ〜、第1問の計算だけでも見直ししたかったと思いましたが、なにはともあれ終了。

なんだか、すがすがしいともいえるような気分に包まれました。
よくここまで、踏ん張ったなと思いました。

帰りはビルから出るのに相当時間がかかりましたが、頭の中は事例を振り返ったり、頑張ったな〜とこの1年を振り返ったり、なんかホントにすがすがしかったのを覚えています。

そういえば、madさんも同じ会場と聞いていたので、どの人だろう?と思ってみたりもしました。

帰り道では、妻にこれから帰りますメールをしました。妻から「家族みんながインフルエンザの中、受験できただけでも奇跡だよ」と返ってきました。

最初反対だったのが、いつのまにか、応援してくれるようになったんだな〜と実感しました。

よかった、よかった。

合格すればなおよしです。



posted by Cota at 16:47| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 診断士受験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
やっぱ、どきどきしますなw。

解答完璧じゃないですかー。いいなぁ。

おいらは、発表に向けて、どんどん、不安が大きくなっておりまする。

不整脈起こして倒れるかもw。

あと、5日?うぅぅw

ではでは。

Posted by madmax at 2009年12月06日 23:32
madさん、有難うございます。

みんな同じような経験を抱えているのでしょうが、やはり最後は苦し紛れでしたw。

やっぱ、ドキドキしますね。

当日、正気でいられるか、不安です。
どっちに転んでも。
Posted by Cota at 2009年12月07日 21:51
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